ビジネスマンになったからには、「今」を生き、未来を築く人材力を企業は期待しています。とはいえ、「指示待ち」だと上司は感じているが、本人は1年生なのに「納得できる仕事がしたい」など、1年目社員から出る言葉には、驚かされるばかりです。その一方で、上司もまたビジネスの変化、変革に直面し、「はじめて」取組む仕事が多く、部下の「見本」になれない場面が多くなっていることも事実です。本講座では仕事人生で理解しておきたい「仕事への取り組み方6か条」を中心に指導いたします。
本講座は事例形式で説明⇒意見⇒シミュレーションを行う、実感型学習法で進めます。
<カリキュラム>
はじめに
1. ビジネススキルは自己育成するもの「やります」と言ったことはやり貫く
①「優秀だ」と言われることよりも「強い意志がある」と言われよう
②こまめな相談で「知恵」を増やす
2. 短期間にアップグレードできる上司の赤ペンに感謝しよう
①悩むより相談を選択する習慣
②相談・質問の時間のもらい方・効率のよいアドバイスのもらい方
3. 早めの中間報告で新人でもミスを回避する
①修正時間を想定した中間報告
②多様なアドバイスを情報にする
4. 「何のために」「いつまでに」を心得る
①「何のために?」の上手な訊き出し方
②指示受けメモは上司と共有する
5. 仕組みを考える習慣が論理性を磨く
①雑務で自分を磨く
②仕組みはシステムに通じる論理性
6. 積極的な協調に挑む
①消極的協調と積極的協調の違い
②他者の能力を借りて、1upに挑戦する
最後に ビジネスキャリアとは「想い」の葛藤である
担当講師(石川かおる)からのコメント
新卒時期は、ビジネスマナー教育が優先になります。そのため、どうしてもビジネスを動かして行く能力を育成することはできないのが現実です。ビジネスは変化し、見本があるような仕事が現場には少なくなっています。新人であっても、取り組み方次第では、思わぬ成果を出すこともあります。また、採用時は「できるだろう」と思っていた新人が、躓くこともあります。だからこそ、早い時期に「取り組み方」を身に付けることが大切です。多くの企業人を教育してきたからこそ、ご提供できるメソッドです。