Woman Labo公開講座+企業開催研修

【書籍刊行記念講演】 女性の活躍を企業の戦力にする!(無料)

12月7日(金)15:00~17:00

明治大学紫紺館S3会議室
ターニングポイントは風の中で       

女性の活躍を企業の戦力にする!
ターニングポイントマネジメントのご紹介

ターニングポイントマネジメントは、私自身が経験した「生きる姿勢を変える」メソッドであり、ビジネスに向き合う強さと感性を創り出すロジカル行動実践法でもあります。多くの女性のターニングポイントマネジメントが企業と管理職の力となることはまちがいありません。私がその証です。「女性活躍」という言葉に翻弄されることなく、企業力、組織力を高めるターニングポイントとして「女性活躍」をお考えいただくことを切に願っております。

著者 石川かおる

カリキュラム

1.女性のターニングポイントを企業、管理職の力に変える!とは
この本は、女性のターニングポイントをマネジメントする方法とその意義について、著者の経験談をストーリーにして解説するところから始まります。
そして、実際にターニングポイントマネジメントを実践した女性の成功例が示され、そこから、女性が迎えるターニングポイントマネジメントの成果がどのように企業に影響を及ぼすのかを説明しています。さらに、現場の男性管理職が女性のターニングポイントマネジメントを理解することによって、女性社員を戦力化するためのノウハウを解説しています。
2. 社員に求められている「女性リーダー」は「はじめてに強く、論理的」
ターニングポイントマネジメントの原点は「ロジカルさ」と「今までと同じ問題解決方法では、なりたい自分には近づけない」という考え方です。ターニングポイントマネジメントを実践する女性はしなやかに挑んでいきます。同じチームの社員は、溢れるエネルギーに引き寄せられるように潜在能力を発揮していきます。管理職はこの機を生かしきるマネジメントが必要になります。
3. ターニングポイントマネジメントは「生きる姿勢」を変えます。
「生きる姿勢を変える」ことは人間に許された唯一の自由かもしれません。ターニングポイントに遭遇し「決意」をもつと、背中を押す熱い風に包まれます。その瞬間、生きる姿勢が変わります。「今までと同じでは何もできない」のですから。組織は、こういう自己管理能力をもった人材によって、未来創造力を高めていくことが必要です。

 

「女性活躍推進」に翻弄される企業へのメッセージ

女性活躍推進、働き方改革に大きなターニングポイントが到来
女性活躍推進は、働き方改革に連動することから、企業の課題だと言われています。しかし、実際には、女性、企業、家庭が「推進」というスローガンのもとに翻弄されながら進んでいるようにも見受けられます。マスコミは、欧米諸国と比べると女性管理職が少ないと報道します。ですが、それは「人手不足」の時代、つまり「人手がもっと必要だ」という前提があってのことではないでしょうか。
日本の人手不足は本当にこのまま進むのでしょうか?メガバンクは大きな人員削減を進めていきます。AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソフトの大量導入により、生産性と効率を画期的に高めるためです。人手不足が続けば、中途半端なIT化にとどまっていた日本の企業は、大きくIT化に舵を切ることでしょう。当然、人員は余剰化します。
国は女性活躍推進を掲げていますから、男性社員が余剰に該当する可能性が高くなります。さらに、国はIT化も強く支援していきます。働き方改革はIT化により、進んでいくでしょうが、企業が競争に勝ち抜いていく力はどうなるのでしょうか?AIは企画や顧客とのコミュニケーションもすべて、請け負ってくれるのでしょうか?
実は、人手不足によって「仕事はいくらでもある」という認識を持っていた女性にとって、また企業にとっても、これは大きな転機、ターニングポイントの到来なのです。
女性のターニングポイントマネジメントが企業戦力になる
まだまだ人間にとって代わることが難しい領域だと言われてはいます。だからこそ、この領域での人材力を高めることが必要になります。この領域を従来の男性主導の人材構成で考えることは、IT化の進捗から、実現不能になります。つまり、女性社員には、どんどん、顧客や社内でも多部門との接点をもち、その感性を生かした仕事の仕方を強化することが期待されていくでしょう。つまり、女性社員にとっては仕事の大転機、ターニングポイントです。
そうなると、女性社員には論理的に生産性や効率性を高めていく行動術、仕事術を教育する 必要があります。それを実現するスキルが、ターニングポイント マネジメントです。仕事環境のAI・RPA化は、まさに転機です。ロジカル思考は家事育児を通して磨いていく、ライフロジカルという身近な考え方に落とし込みます。転機をうけとめ、行動を変え、結果を生み出す、自己管理術です。ターニングポイントは結果であり、プロセスは「転機の種の変化」です。仕事、人生のターニングポイントをどのように乗り越えて、「なりたい自分」にできるかが個人マネジメントの到達点です。同時にそれを支援する企業にとっては、その女性社員が転機を「良くする」ために身につけた行動変容を企業の力にすることが企業力の向上、社員の戦力化につながります。